子どもと楽しく遊んでいるうちに、想像力、共感力、理解力、判断力などが育つ可能性を秘めたボードゲーム。
わが家でも、息子が2歳のときからボードゲームで遊んでいます
いろいろな言葉を使えるようになり、ルールを理解することができ始める。そんな3歳ごろからおすすめのボードゲームを紹介します。
虹色のへび
ゲーム紹介
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 4歳以上 |
ヘビの一部が描かれたカードをめくって、色がつながるようにカードをくっつけ、ヘビが完成したらそれをゲットできるゲーム。
期待されること
知育効果 | ルールの理解力 ルールを守る力 | 主に認知能力 |
運要素 | ★★★★★ | ほぼ運で勝ったり負けたり |
ルールが簡単なので、初めてののボードゲームとしても最適です
わが家での遊びかた
とにかくルールが簡単で、しかもほぼ運で決着するので、親子で真剣勝負ができました。
親が子どもを接待する必要がないのは、親として遊びやすいです
息子は気が焦るタイプで、ルールを読んでいるときにも「はやくはじめようよ!」と言い始めましたが、
「始めるためには、ルールとやり方を学ばなきゃいけないんだぞ」
というと、素直に聴いてくれました。
ボードゲームの力、すごいです
ディクシット(DiXit)
ゲーム紹介
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳以上1) |
1)後述する遊び方で、わが家では3歳弱の子どもと遊びました
出題者が、きれいな絵の描かれたカードに名前やストーリーを付けて発表し、他の人は出題者のカードを当てるゲーム。
ものの名前や形容表現をおぼえたら遊ぶことができます。
同じものを見ても、自分と他人とで感じ方が違うことに気づくきっかけをもらえます。
期待されること
知育効果 | 想像力 共感力 | 主に非認知能力 |
運要素 | ★☆☆☆☆ | 考える・感じることが必要 |
イラストが絵本のように美しく、想像力をかきたてられます
わが家での遊びかた
もうすぐ息子の3歳の誕生日、というタイミングで遊びました。
子どもと遊ぶ最初のボードゲームはこれだと、ずっと以前から決めていました
出題者が出題して何枚かカードを提示し、それ以外の人が、どれが正解か当てるだけの遊び方にしました。
正解でもそうでなくても、どう考えて出題したかを話し合うことで、自分と他人の感じ方が違うことを学んでもらいました。
おばけキャッチ
ゲーム紹介
プレイ人数 | 2~8人 |
プレイ時間 | 20~30分 |
対象年齢 | 8歳以上2) |
2)ルールが簡単なので、3歳頃から遊べると思います。わが家では3歳から。
カードをめくり、イラストに描かれたものと同じオブジェクトを早取りするゲーム。
ときどき、どのオブジェクトとも同じでないものだけ描かれたカードがあり、そのときはイラストに描かれていない種類と色のオブジェクトを取るのが正解。これをすぐに判断することが難しくて楽しい!
お手つきせずに取れるか、瞬間の判断力が問われます。
期待されること
知育効果 | 反射力 瞬発力 判断力 | やや認知能力 |
運要素 | ★★☆☆☆ | 何が来たらどれを取るかイメトレが大切 |
慣れてくると、大人が真剣にやっても子どもに負けることがあります
わが家での遊びかた
何度か取る練習をして、ゆっくり手順を説明しました。
色を合わせるだけなので、すぐに理解できたようです。
そこからは大盛り上がりで、親が真剣にやっても負けるくらいに。
手加減しなくてもいい勝負になるので、大人も熱くなれます
まとめ
さまざまな知育効果を期待できて、しかもルールが簡単なゲームを紹介しました。
どれも大人が手加減をする必要がないので、全力で子どもと遊べます。
3歳ごろから遊べるといっても、ルールを理解するためには大人のレクチャーが必要です。
一緒にルールを読んで一緒に理解するのもいいですし、あるいは事前に大人が少し遊んでおくことで子どもに分かりやすく教えてあげるのもいいと思います。
子どもと一緒にボードゲームで遊ぶと、それまでに見えなかった一面が見えることもしばしば。子ども大人も、大いに楽しんでください!